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美容鍼灸を受ける際に注意が必要な状況5
妊娠期間中の美容鍼は当院ではあまりおすすめはしません。
妊婦は胎児に血液を送る役目がありますが、美容鍼灸を行うと、陽の気や血流が顔に一気に上がります。
そのため相対的に胎児への血流が低下してしまうと考えるためです。
それから単純に仰向け(上むき)になりにくいこともあります。
またお子さんを授かることの精神的充実感やホルモンの充実により、顔も幸せで豊かな表情になりやすいです。
この時期に鍼灸施術を行うとすれば、妊娠に伴う腰の痛みやむくみなど、症状改善を目的とした施術がいいと考えます。
無事出産が終わり、子育てなどの疲労回復に全身鍼灸を含めた美容鍼灸を行うのは大歓迎です!
妊娠中の体の痛みに対する施術などはお気軽にお問い合わせください!
美容鍼灸を受ける際に注意が必要な状況4
レーザー治療やケミカルピーリングを行なっている場合。
レーザー治療は肌が回復するのに3週間ほどかかり、ケミカルピーリングは1〜2週間ほどかかります。
それぞれ行ってから肌に炎症反応が起こるため、美容鍼灸は1週間ほど空けてから行うことを当院ではおすすめしています。
1週間が経過して、炎症反応で顔が赤い、ヒリヒリするなどの感覚、化粧水がしみて痛いなどがなければ、安全に施術を行うことが出来ます。
レーザー治療やケミカルピーリングを行なった後で施術を行える状態か、など気になる方はお気軽にお問い合わせください!
美容鍼灸を受ける際に注意が必要な状況3
ボトックス注射を受けている場合。
3ヶ月以内にボトックスを受けている場合、注射を受けた箇所への刺鍼は避けております。
ボトックス注射はボツリヌス菌を弱毒化した成分を筋肉に注射することにより、筋肉を麻痺、弛緩させてシワやたるみの改善を狙うものです。
ボトックスした部位に鍼をすると、鍼をした部位の血行が改善されるため、結果的にボトックスの代謝、排泄を早めることになり、お客様の不利益につながる恐れがあるため、行わないようにしております。
そのためボトックス注射をした部位の鍼は施術後3〜4ヶ月経過してから対応をさせていただいております。
気になる点などお気軽にお問い合わせください!
美容鍼灸を受ける際に注意が必要な状況2
重度の片頭痛を持っている場合。
発作が起きると何も出来ず休んでるしかないなど、生活に支障をきたす重度の片頭痛を持っている場合、顔への刺鍼により気血が顔にめぐるため、鍼が引き金となり発作を引き起こしてしまうことがあり得ます。
そのため当院では重度の片頭痛を持っている場合は3ヶ月以内に発作がないことが、美容鍼灸の適応の一応の目安とさせていただいています。
月に1回程度、軽い片頭痛が起きるような方は、リスクを理解いただいた上で、頭痛の治療を併用しながら美容鍼灸を行うことは可能です。
美容鍼灸を行える状況かなど不安なことがある場合には、お気軽にご相談ください!